介護付き有料老人ホームの選び方

ケアマネが解説!介護付き有料老人ホーム入居への道【3つのポイント】

1「費用」と「立地」がとても重要!まずはここから

 

 

1パンフレットには書かれていない!施設選びのチェックポイント

 

1有老だけじゃない!特養とサ高住という選択肢
 

1まずは絶対に検討が欠かせない「費用」と「立地」について!

介護施設の「費用」と「立地」が、ご利用者様やご家族の要望を満たしているか?
これが非常に重要なポイントになります。

 

なぜなら介護付き有料老人ホームというのは、入居するだけで何百万から何千万円の費用がかかるからです。
地方で探すと安いところもあるのですが、そうすると入居後のご本人やご家族の負担も大きくなります。

 

そういった「お金と場所的な負担の折り合いを付けるのが介護施設探し」とも言えると思います。

 

これを事前に検討する為には、以下の方法があります。

  1. 介護施設を「都道府県・市区町村」で絞り込む
  2. 少なくとも5件は資料請求してパンフレットを見る
  3. パンフを見ながら「料金」と「場所」で選別していって、現実的に入居可能な施設を絞り込んでいく!

各介護施設のパンフレットは無料ですので、気兼ねなく取り寄せて情報収集を進めていきましょう。

 

 

 

 

 

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パンフレットには書かれていない!

 

施設選びのチェックポイント


介護施設選びは各パンフレットを取り寄せて、じっくりと検討することが前提ですが、
見てもわからない目に見えないチェックポイントもあります!

 

「費用」と「立地」と合わせて、以下のことも検討していきましょう!

 

(1)食事を食べることができる場所

食堂

どのような食事が提供されるかはパンフレットに書かれています。
味は食べなければ解りませんが、ある程度のクオリティは確保されているでしょう。

 

大事なのは「食事をどこで食べることが出来るのか?」ということです。

 

今日は自分の居室、今日は食堂で、今日は誰かの部屋で・・・
と、自由な場所で食事が食べれるのだとしたら、その施設では入居者の立場に立った素晴らしいサービスが提供されていると言えます。

 

逆に、体調が悪い時は別ですが「基本的に食事はこのスペースで食べてもらいます」と決められてしまっている場合には、他の全てのケアにおいて施設側の都合が優先されている傾向があるかもしれません。

 

現時点では、些細なことに感じられるかもしれませんが、こういった小さなことが全体の雰囲気を反映している場合が多いです。

 

(2)設え(しつらえ)で大事な点

有料老人ホームの多くは、その設備や環境の綺麗さを売りにしていると思います。
一見、どこかの高級ホテルに来てしまったかの様な環境が建物内に整備されている場合もあるでしょう。

 

しかし、介護が必要になった人が高級ホテルの設備を求めるでしょうか?

 

もちろん、それまでにその方が暮らしてきた環境によっては「どんなに自分が介護状態になったとしてもそういった環境は落としたくない」という方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、介護をしている立場から言えば、必要なのは見た目ではなくて中身であって質です。
少しくらい外見が見劣りする様な設備だとしても、入居している方が不便を感じていなければ問題ないのです。

 

「入居者の生活を優先させる」そんな運営をしてくれている施設は、設備が豪華でなくても、きっと有意義に過ごせるでしょう。

 

上っ面だけの経営者側のこだわりに惑わされないでください。

 

(3)食堂の配慮

再び、食事関連のチェックポイントです。
「施設を訪れて一番先に目が行くのが食堂」という介護アドバイザーの方がいました。

 

どういうことかと言うと、入居者は皆、背も違えば座高も違い、腕の長さも違います。
食事を食べる時に、椅子に座るのか車椅子に座るのか、はたまたソファーに座るのかなど、人それぞれです。

 

この、一人一人の希望に出来るだけ沿おうと考えていれば、綺麗に揃ったテーブルと椅子しか並んでいる食堂というのはあり得ないそうです。

 

皆が食堂ではなくて自室で食べているのなら、一様に揃っていても問題ないのですが、食堂で食べる人が多いのだったら、それなりの工夫があってしかるべきなのが介護施設です。

 

こういった点も踏まえながら施設の中を見てみると、ただ単に「綺麗だねぇ〜」で終わらせない視点で見れるようになると思います!

 

(4)スタッフの質

入居する前にお試し介護などがあればスタッフの質もある程度わかるのですが、残念ながら今のところそういったサービスをしているところはありません。
ですから見学などを利用して判断するしかありません。

 

その時の大事なポイントは「スタッフの会話」と「目線」の2点です。

 

スタッフの会話

スタッフについて

お客様が見学等で施設内に来ている場合、スタッフ側もある程度意識してしまい、普段以上に行儀良くするのは仕方のないことと言えます。

 

ですが、その態度が不自然であれば、それは作り物の対応だということに気がつけることと思います。

 

特にスタッフ同士の会話やお喋りをよく聞いてください。
入居者との会話には気を使えても、スタッフ同士の会話では誰かが素を出しがちです。

 

また、スタッフ同士で会話をする時間が長い場合は、普段は緊張感が無く慣れ合いになっている可能性が高いです。
会話時間が極力少ない方が良いケアをしていると言えます。

 

ケアの方法や入居者のことなど仕事で話をしている場合も当然ありますが、やはり空気というものは伝わってくると思います。

 

目線

スタッフが入居者と話をしている時に、きちんと目線を合わせているかどうかもチェックしましょう。
車椅子の方、椅子に座っている方、身長の低い方、ソファに居る方、それぞれ、自分とは違う視線で話をしてきます。

 

相手が話しやすい視線になる様に、膝をついたりしゃがんだり、必要ならば同じ椅子に座るなどの対応をしているスタッフがいる施設は安心出来る一つの要素と言えます。

 

【ポイント2のまとめ】

パンフレットを見てもわからない判断基準は、長くて大変だったと思います。
もちろん、この全てをクリアしなければダメというわけではありません。

 

ただ、こういったことを知っていると見学の時間をより有効に活かせると思います!

 

 

 

 

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有料老人ホームだけじゃない!

 

特養とサ高住という選択肢


介護付き有料老人ホームの最大のデメリットは費用だと思います。

  • 一時金は数百万円〜数千万円
  • 毎月の利用料もサラリーマンの月収並

 

そのデメリットが嫌われて、代わりに人気になっているのが、

  1. 特別養護老人ホーム(特養)
  2. サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

です。

 

1特別養護老人ホーム(特養)
「一時金不要で毎月の利用料も有料老人ホームの半額以下」ということから、全国の特養は大人気です。

 

ただ、人気ゆえに数年の入居待ちになっている場合が多いです。
その為に法律改正によって要介護度3以上に厳格化もされました。

 

そこで、次に注目されているのがサ高住です。

 

2サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
サ高住も費用面では特養と同じ水準です。
2011年から始まった介護施設の形態で、特養に入れない方をカバーする形で伸びていっています。

 

有料老人ホーム並の手厚い介護は受けられないので、要支援や要介護度が1、2と低い方に適しています。

 

3「特養」や「サ高住」の探し方
介護付き有料老人ホームと同じ探し方で見つけることができます。

 

特養やサ高住の資料請求もこちらから!